ザンちゃんのブログ 近重家 近重の実家

 近重の妹に二人目が生まれたので、お祝いを兼ねて実家に行く事にした近重。皆に、1週間の休みを取ったので、お前等ボカロエディタにいてくれと言うと、女の子達からわたし達も行きたい、連れてってと猛反発を食らった。
 近重は焦りつつも、キヨテルとレンが何も言わないので、お前等は行きたくないのかと問うと、我が儘を言ってお尻を叩かれたくないだけと冷静な答え。喚いていた女の子達がフリーズする。
 女の子達はお仕置き。近重は疲れると文句を言いつつも、沢山叩けて嬉しそう。

 俺の実家は狭い家だから……と言いつつも、結局連れて行く。ノーパソにインスコして。


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1日目
 近重は家に着く。ボカロ達はいきなり大勢で会わせると、家族が吃驚するので、家に着いて落ち着いてからノーパソから出す事に。ただ、旅行を楽しみたいと皆が言うので、実家の駅に着くまでは外にいる。駅の中でノーパソに収納。
 無難なキヨテルから家族に会わせて……。キヨテルはボカロエディタに戻ったけど、次のリンがうちの中見たいと出て行っちゃって……。まあ、好きにさせて良いって事で、Rana、レン、mikiと出した後、最後にキヨテルも出てくる。

 生まれたばかりの近重の姪をRanaとリンが抱っこしようとしてたり。

 夕ご飯はキヨテルとmikiが懐疑的な近重の母を説得して手伝う。キヨテルとレンは近重の部屋、残りの女性陣は居間と二手に分かれて充電する。キヨテルが終わったので、レンの充電を開始していると、mikiが少し慌てた様子でやって来た。大人しくしていなかったRanaの充電が切れかかっているらしい。/……あ、順番。miki、キヨテルで一旦休み。mikiが終わったので、リンの充電開始して、キヨテルの所に行き、レンの充電してたらmikiが。

 充電を見た妹の上の男の子が本当にロボットだったんだーと興奮したり。

 Ranaは最後なので、大人しく待ってないといけないのに動き回ってて……。戻ってきた近重は、リンに悪いけど、先にRanaをと言う。切れても壊れるわけじゃないとむくれるリンを何とかなだめていると、近重の母がやって来て、台所のも使っていいと言ってくれる。近重は良かったなと言うが、リンは後片付けも済んでる台所では誰もいなくてつまんないと不満そう。mikiとキヨテルが相手するからと説得してリンは台所へ。Ranaを居間のコンセントの前まで運ぼうとすると、彼女は行きたくないと言う。何でだよと怒る近重に、叱られるから……と。我が儘を言うともっと怒ると言われて、なんとか。
 夕飯が済んだ後、近重がRanaにお仕置き。お風呂が済んだ後、皆はボカロエディタへ入る事になっていたので、どうせ治るからという理由で、Ranaは必要以上にぶたれてしまう。


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2日目
 キヨテルとmikiは朝食も手伝う。夕飯で実力が分かっているので、和気藹々。気になっていた近重はホッとする。父親、弟、妹の夫と飲み明かしてしまい、寝不足だった近重は、キヨテルとmikiの充電を開始すると、朝ご飯を食べないまま、二人の充電が終わったら起こしてくれと言って寝てしまう。抗議する暇もなかった。
 昨日のお仕置きが効いたらしく、Ranaは充電しているリンの側で大人しくしていた。効きすぎたくらいだったのか、自分の番が来るまで、殆ど動かないでいて、皆に笑われる。

 キヨテルとmikiの充電が終わったので、近重を起こし、リン・レンへ。少しは寝不足が解消されたので、遅い朝食を摂る。朝ご飯を食べた後、久しぶりの実家だし、今日は出かけるかなと言う近重に、Ranaとリンがどっか遊びに行くのとワクワクする。だが、友達に会いたいだけだと切り捨てる近重。
 近重が友達の所から帰ってくると、リンがおそーいと文句を言う。そんな長い時間でもなかったろと近重が言うと、甥の慎哉がボカロ達の歌が聴きたいと騒いだらしい。ニコ動にあげてある歌でも聴かせれば……と言いかけると、それをしたら生で聴きたいと言い出したそうで……。親達にボカロが何なのか説明する為に、いくつかvsqxはノーパソに保存してあるが……。どうせだったらと、甥の前で、ボカロエディタにノートを書き込む。誰の歌が聴きたいと甥に訊くと、キヨテルと言われたので、彼をパソと繋ぎ歌わせる。
 甥の為にキヨテルにチューリップを、リン・レンに蛙の合唱を歌わせる近重。/歌のチョイスがアレなのはわたしの所為w 暗譜できそうなのがそれしかなくてw/甥は嬉しそうだが、キヨテルは複雑。それに気付いたmikiに引っ張って行かれる。
「キヨテル、どうしたの?」
「僕はマスターの為に歌いたいです。帰省してる以上、家族や親戚に気を遣うのは当然なんですけど……。でも、嫌です……。」
 キヨテルの言葉にmikiがクスッと笑う。
「親戚に喜んで貰いたいっていうマスターの気持ちにこたえてるんだから、同じことでしょ。」
「……あ。」
「難しく考え過ぎ。」
 mikiに救われるキヨテルだった。

 甥が飽きたので止めると近重が言い、まだ歌ってないmikiとRanaが不満を言い出す。姪が寝ているので、煩くするなと叱る近重。トイレに行って部屋で座っていると、二人が入ってきて抱きついてきたので構っていると、母がやって来た。女の子のロボットを可愛がってるから結婚しないのかと問われて、違うと苦笑している近重を見たキヨテルは、彼に飛びつく。ほんの少しだけだっこして貰えたが、すぐ離された。
「こいつら、性別関係なく甘えてくるんだ。」
 納得したらしい母が去る。
「説得力が出たでしょうか……。」
「キヨテル、お前。わざとだったのか?」
「半分くらいは本気です。こういう時でないと、マスターは気持ち悪がって抱っこしてくれませんし。」


 夕食の準備にやって来たキヨテルへ、近重母は、たまには休んだらと気遣う。が、キヨテルは迷惑なのかと落ち込む。近重母は、折角遊びに来たんだから休みたいでしょと言う。迷惑って訳じゃないのよ、と。キヨテルはマスターが喜んでくれるので、食事の支度はむしろしたいのですと答える。

 夜。キヨテルは布団で寝たいので、せめて近重の部屋で一人は寝られないかと近重の母に訊いてみる。それなら何とかという事で、布団を貰ってくる。話し合いの結果、2日目の夜は布団を運んだキヨテルが寝て、次の日からは布団で寝なかったボカロ達がじゃんけんで寝る権利を勝ち取る事にする。勝ち抜け的な。


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3日目
 母に滞在費だと封筒を渡すと、そんな気を遣わなくても……と渋られた。でも、こいつ等の充電や、風呂やら、結構金かかってるだろ。いいから。と強引に渡す。

 近重が子供の頃にお尻を叩かれていたことが事実か知りたいキヨテルは、近重の部屋などを探る。充電の時間が来て近重に呼ばれたが、探したり無いキヨテルは後回しにして欲しいとお願いする。いつも最後のRanaを先にするるのは……と。しかし、そういうのは不公平になるから駄目だと叱られ、お尻を叩かれる。
「祐貴は厳しいねー。」
「母さんに比べれば優しいさ。」
「あはははは。」
 お仕置きを受けてしまったが、知りたいことが知れたキヨテルだった。