ザンちゃんのブログ 坪井家1 書きかけ

 バシン、バシンと父親に叩かれ梨穂のお尻が鳴る。その音と、家族団欒の声と、叩かれて泣いている梨穂の声で、居間は騒がしかった。末っ子の梨穂が父親に裸のお尻を叩かれ、それを見た家族が笑う。他人から見たら異常な光景だろうが、坪井家では、火曜日と金曜日に行われるごく当たり前の日常風景である。
 現在中学生の梨穂は、高校生になったら、火・木・土の、週3回に増やすと脅されていた。家族皆の前で行われるお尻叩きは100叩きと決まっていた。このお尻叩きは、父の娯楽なので、梨穂が例え良いい子であったとしても関係なく行われる。この叩かれる日に悪い子になってしまった場合は、100叩きが終わった後、父の部屋へ連行され、更に叩かれる。娯楽なので、罰は別に与えられるのだ。
「よし、終わりだ。」
 最後の1発がお尻に当たり、梨穂はやっと解放された。父の膝から立ち上がった梨穂は、赤く染まったお尻をそっと撫でた。


 坪井梨穂は中学1年生で、兄と姉がいる末っ子である。週に2回のお尻叩きは梨穂だけが受けている。火曜と金曜以外の曜日が、兄と姉の担当……などということはない。なので、梨穂は、どうして自分だけがこんな目に合うのだろうと考えている。ちなみに、お仕置きとしてのお尻叩きは、二人とも受けているらしい。実際に見たことは殆ど無いが、時々、座るのを辛そうにしているのを目にしているので、間違いないだろう。