ザンちゃんのブログ 混沌の満月 別 未来? キヨテルの暴走 書きかけ

※家庭内暴力表現あり・・・この注意文で思い切りネタバレだなー。まーいいか。


 朝。聖士は目を冷ますと、ベッドから起き上がった。
「くっ……。」
 体のあちこちが痛い。黙っていても楽になるわけではないので、ふーっと溜息をつくと、立ち上がった。着替えてから時計を見る。「ああ、大変です。少し寝坊をしてしまいました……。」
 慌てて部屋を出る。キヨテルが起きてくる前に、息子が高校に持っていくお弁当と朝食を作り終わっていなければならないのに。
 洗面所に向かいながら、体の痛みが強くなった気がする聖士だった。


 キヨテルが台所に入ると、父はまだ朝食を作っている最中だった。
「お早う御座います。」
 キヨテルの声に父がビクッとする。それから、父が振り返った。少し怯えた顔で、こちらをみる。
「お・お早う御座います……。きょ・今日は少し寝坊をしてしまって、朝御飯はまだ出来ていないのです……。」
 それだけ言うと、父は俯き、手を握り締めた。覚悟を決めた表情を浮かべながらも、怯えている父を見ると、キヨテルは口に笑みを浮かべた。それを見た父は悲しみと哀れみと色濃い恐怖が混ざり合った表情になる。
 キヨテルはすたすたと父の側に行くと、父の腕をつかんだ。再びビクッとし、目を閉じる彼に優しく言う。
「朝食の支度を手伝いますよ。何をすればいいですか?」
 父が驚いた表情になりながらも、慌てて口を開く。
「そ・それは嬉しいですね。では……。」
 キヨテルが手伝ったので、朝食も、お弁当も早く完成した。


 朝食が済み、食器を洗い終わったキヨテルは、こちらの様子を伺っている父に微笑みかけた。
「そうそう、僕が朝ご飯を食べに来たのに、完成していなかったお仕置きがまだでしたよね?」
「え・ええ……。」
「しないといけませんね。」
 父の側に行きながら言う。
「ええ、どうぞ……。」
 父の側に立つと、キヨテルは彼の体に手を伸ばすと、ぎゅっと抱きついた。
「冗談ですよ?」
「……。」
 父の手が頭を撫でるのを感じる。
「いつまでもこうやって甘えていたいですが、高校に遅刻してしまいますね。名残惜しいですが、行くことにします。」
 キヨテルは父から離れた。
「ええ、いってらっしゃい……。」


 歯を磨き顔を洗ったキヨテルが玄関から出て行くのを見送った後、聖士は溜息をついた。
「甘えるところだけは変わってないんですよね……。不思議です……。」

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 お尻を叩きたいと聖士さんに言われ続けて、先生がとうとうプッツンしちゃった話ー。未来ってタイトルにあったり、本文に高校って書いてある通り、先生は高校生。中学生までは我慢してたけど、高校でとうとう……みたいな。
 聖士さんは、自分の所為で先生が暴力息子になっちゃったので、何処にも相談しないで耐えてる。最初、ファンデーションをちゃんと塗ってないから痣が見えるって先生が言うところから始めようと思ったけど、いや男だし……と思って止めた。
 この「別」世界の先生は本編と違って頭がいいので、誰からでも見える顔は殴らないことにした。

 先生は、KAITOへも同じとこまで堕ちましょうと誘惑するんだけど、KAITOは耐えてる。
 自分がキレる前に先生がキレちゃったのを見て、止めて良かったと思っていたり……。


 この先生は、ノレイク高等学校の先生にはならないな。KAITOがいるとかいないに関わらず。変態になりそうもないし。