ザンちゃんのブログ 混沌の満月 別へ  書きかけ

 家に着いたキヨテルは中へ入った。
「お帰りなさい、キヨテル。今日はどうでした?」
 玄関に、父が立っていて、ニコニコと微笑んでいた。キヨテルは呆然としながら、彼を見た。
「どういうことですか……。」
 そんな自分を父が不思議そうに見た。
「どうしたのですか? ……あれ? キヨテルなんか背が伸びてません?」
 父の手が伸びてきて頭を触られた。「やっぱり伸びてますね。半日でここまで大きくなるわけありません。ということは、お前は……。」
 父が少し顔をしかめた。
「そういうお父さんは少し若返って見えます……。というより、似ている別人のような気がします。お父さんは双子だったのでしょうか?」
 父とそっくりだが、目の前の人物は、顔に刻まれた皺がまるで違うとキヨテルは思った。意地悪な笑みを浮かべることもあるとはいえ、いつも顔をしかめているため、縦に深い皺がある父と、いつも優しい笑みを浮かべているのか、目尻に優しい皺があるこの柔和な人が、同一人物であるとは思えなかった。
 とはいえ顔がそっくりであることには変わりない。双子説が一番いいと思われたのだが。
「いいえ、双子ではありませんよ。別の世界のキヨテル。」
 あっさりと拒否された。それはともかく。
 父は……いや、この父と似ている人物は何を言い出したのだろう?
「?」
「お前とは初めて会いますね。いつもの、わたしが厳しい世界のキヨテルではないのですね。」
「……。」
「初めて別の世界へ来たのなら、わたしの言葉に戸惑うのも当然ですね。説明しますから、わたしについてきなさい。」
 そういうと、父は少し横に動き、キヨテルが中へ入れるように場所をあけた。
「はい……。」


 居間に入り、向かい合って座った。


ここまでー

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 虐待されてるキヨテルが、「別」の世界へ来た。

 説明は下記に。

「別」の聖士さんは、先生で時々、怖い自分とそれに怯える先生の妄想をする。
本編にもあった気がするけど。

で、その世界が現実にあった。
厳しい聖士さんと、いくら叱られてもあんまり勉強しなかったりと、駄目駄目な先生の世界が。

聖士さんがその世界に行って、駄目駄目な先生のお尻を叩ければ幸せなんだけど、そう上手く行かない。
何故か先生同士が交換される。「別」の頭が良くて、ちょっと傲慢で甘えんぼな先生が、厳しい聖士さんの世界へ。駄目駄目な先生が叩きたいカーの聖士さんの世界へ。

それは何回か、しかも頻繁に行われて、「別」の先生がうんざりし始めてる。聖士さんに甘えられないし、KAITOは友達じゃないし。
駄目駄目な先生は、聖士さんに甘えられるし、おやつも貰えるから嬉しい。お尻を叩かれるのは我慢しなくちゃいけないけど。
「別」の聖士さんもお尻が叩けるので嬉しい。

厳しい聖士さんは、先生が生意気なので好きじゃない。

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それを踏まえて。この話。
「別」の聖士さんは交換に慣れてるので、新しいキヨテルが現れても余裕なのだ。
虐待されてる先生は初めての経験なので戸惑ってるけど。

虐待されてるキヨテルの話がまだ始まったばかりなのに、アレだけど……。まあ。